20070530 20070931 授業メモ UNIX(BSD,SysV)の歴史
UNIX(BSD,SysV)の歴史
- Multicsプロジェクトからアイデアをもらう(よって、最初の名前はUNICSと命名)
- 「UNIXの1/4世紀」(アスキ−出版)より
- UNIXの変遷、バージョン
(大きくSysV(AT&T)とBSDに分かれる)
- X-WindowでGUIを実現(アテナプロジェクト)
UNIXではGUI(ウインドウ・システム)でさへも、ネットワ−クでやる。
年代
- 1969年。UNIXの誕生(ファイルシステムの概念が確立)
- 1971年。UNIX バ−ジョン1完成
- 1973年。C言語による書き直し(Dennis Ritchie 言語Cを開発)
- 1974年。UNIX バ−ジョン6へ。(筑波で初めてUNIXに私は触れた)
- 1977年。UNIX バ−ジョン7、バ−クレ−、そして日本上陸
- 1980年。4BSD時代、そしてマイクロプロセサへ。
- 1983年。AT&T UNIXビジネス開始、バ−クレ−4.2BSD配布開始
- 1984年。ACMのチュ−リング賞をKen Thompson , Dennis Ritchie がもらう。
- 1984年。10月。JUNET(日本UNIXネットワ−ク)実験開始、AT&T日本上陸、日本語UNIX
- 1985年。個人的にJUNET接続を始める。
- 1987年。ソニ−がSONY/NEWSの第1号を発表
SONY/NEWSは名品で、海外でもたくさん、売れた。ドイツでは大学が大量購入した。
- 1987年。情数で、電話線を介してJUNETとUUCP接続を始める。これが東海大のインターネットの始まりである。
- 1988年。村井純からの要望があり、東海大もドメインネ−ムを取得する。
(u-tokai.junet→u-tokai.ac.jp)
- 1989年。計算センタ−にもインターネット利用を許可する。(その後、「廂を貸して母屋を取られ」状態になる)
- 1991年。東海大学電子計算センタ−が「JUNET利用の手引き」を作成。全学的に使えるようになる。
- 1994年。10月31日。JUNETが終焉をむかえる。(最後の会合は有楽町マリオンで)